ドラマ化・映画化された作品の展示コーナーのいちばん奥に「白い影」の展示があった。
いちばん上に田宮版の写真。
次の段は棚になっていて、中には、田宮版の台本と2001年版のDVD・BOX、サントラ盤CD、「真夜中のナイチンゲール」のCDが飾ってある。
その下にこの「無影燈」の一節。
これはあくまでも小説のほうの直江先生の遺書なのに、「支笏湖あたりで死のうか」「誰にも知られずに死にたい」「私の腐り果てた体はあの湖底の樹々にとらえられて、永遠に消えたほうがいい」という文章を読むとまた涙が出そうになるのだ。
そして、いちばん下には支笏湖(洞爺湖)で寄り添う直江先生と倫子の写真があって。
先生、ここにいたんだね、倫子といっしょに…とつぶやきながら、思わず先生の顔を指でなぞっていた。
現在の企画展示は「愛の流刑地」で、何度も書き直した原稿や、同じく何種類も作られた単行本の表紙、小説の取材メモや資料などが展示されていて、これもなかなか興味深かった。
結局、最後までひとりだったので、ゆっくりと見学し、最後にいつもはほとんど書いたことのないアンケートに「『白い影』ファンも多いと思われるので、なんとか常設の形で少しでも展示を増やしてほしい」と書いて出してきた。
いちばん上に田宮版の写真。
次の段は棚になっていて、中には、田宮版の台本と2001年版のDVD・BOX、サントラ盤CD、「真夜中のナイチンゲール」のCDが飾ってある。
その下にこの「無影燈」の一節。
これはあくまでも小説のほうの直江先生の遺書なのに、「支笏湖あたりで死のうか」「誰にも知られずに死にたい」「私の腐り果てた体はあの湖底の樹々にとらえられて、永遠に消えたほうがいい」という文章を読むとまた涙が出そうになるのだ。
そして、いちばん下には支笏湖(洞爺湖)で寄り添う直江先生と倫子の写真があって。
先生、ここにいたんだね、倫子といっしょに…とつぶやきながら、思わず先生の顔を指でなぞっていた。
現在の企画展示は「愛の流刑地」で、何度も書き直した原稿や、同じく何種類も作られた単行本の表紙、小説の取材メモや資料などが展示されていて、これもなかなか興味深かった。
結局、最後までひとりだったので、ゆっくりと見学し、最後にいつもはほとんど書いたことのないアンケートに「『白い影』ファンも多いと思われるので、なんとか常設の形で少しでも展示を増やしてほしい」と書いて出してきた。
コメント
直江先生とのデート、うらやましいです。
一人でゆっくりと直江先生に語りかける旅もいいですね。
渡辺淳一文学館に直江先生と倫子の写真が増えたんですね。
本当によかったです。
2、3年前、私たちも行ったのですが、そのときには石倉さんの手術中の写真のみ。
直江先生も倫子も本当に小さくて・・・・
そこで、その時に行った8人でアンケート用紙の裏までビッシリとお願いを書いて、受付のお姉さんにもしっかりとお願いして帰ってきました。
ちゃんと変えてくれていたなんて嬉しいなぁ。
やっぱりダメもとで言ってみるものですね。
私もいつか自分の目で確かめに行きたいです。
読んでくださってありがとうございます^^。
今回の旅、2年前のあかねっちさんたちの旅のレポをずいぶん参考にさせていただきました。ありがとうございました。
そうですか、あの展示の写真は変わっていたんですね。さすがあかねっちさん、行動することが大事なんですね^^。