ピアノ

2005年3月22日 TV
今日の中居くんのファンサイトは、昨日のスマスマの「なごり雪」で持ちきりだ。
私も朝からまたリピートしちゃったもんなぁ。

中居くんの声と歌のことは、いつか書きたいな、と思っている。
中居ファンになってしまったことも不思議なのだが、それ以上に、なんで、中居くんの声と歌に惹かれるようになったのか、ちょっと自分でも信じられないので…。

でも、ちょっとそれに関係するかな、ってことを書こう。

子持ちあゆさんやかおちゃんさんがお書きになっていた「N響アワー」は、残念ながら見逃したのだけれど、「砂の器」以来、そういうクラシックの番組や、コンサートの広告などに、ついつい目がいってしまうようになった。

特に「ピアノ協奏曲」という文字には反応してしまって、まじまじと見つめてしまう。(病気だな…)

正直なところ、私は、クラシックが苦手だ。

子どものころ、クラシック好きの母親に連れられて、地元のオーケストラなどの演奏会を聴きに行くことがあったが、音楽の授業などで知っている、有名な部分が終わると、決まって睡魔に襲われていた。

(寝ないで聴けるのは、「四季」と「新世界より」ぐらい…)

スタインウエイというブランドも、王様のブランチで初めて知った(ピアノといえば、ヤマハかカワイだと思っていた)けれど、それ以来、音楽番組を見ると、必ず、あのロゴとマークを探すようになってしまった(笑)。

和賀さんがピアノを弾いている姿が、とても好きだ。

特に好きなのは、4話のラスト。
あさみが部屋を訪ねてくる前のシーンだ。

今西刑事たちが亀嵩まではたどり着くものの、まだ何もつかめていないころ。
追い詰められていく前の、最後の静けさのような場面。

あのシーンのピアノは、本当に中居くんが弾いているんじゃないかと思っているのだけれど…どうなのかな。
(すぐにあさみのアパートに切り替わってしまうのが、ちょーっと残念なんだけど)

白いシャツ(のボタンをはずして)に黒いカーディガンが憂いを含んだ美しい顔に、よく似合っていて…は〜、溜息。

5話と6話のラスト、フォルテのシーンももちろん好きだ。

もうこのあたりは切なくて切なくて泣いてしまうのだけれど。

特に6話は、追い詰められた和賀さんの焦りや苛立ちが、あんなふうに「宿命」を弾かせるのだと思うと…。
あさみに、気づかれたと悟ったときの表情の変化と、「ひとりにしてくれないか」という声が忘れられない。

それにしても、と、思う。

小学校のときから、音楽室でピアノを…見ていた(笑)という中居くん。
SMAPの中でも「音楽」というイメージからいちばん遠いと思っていた中居くん。

そんな中居くんに、どうしてあれほどまでピアノが似合うのか、不思議だった。
(もちろん、ドラマを見ているときは、中居くんという意識がまったくなく、和賀さん、としか見ていないので、不思議でもなんでもないんだけれど…)

でも、中居くんが「音楽」から遠い、っていうのは、私の全くの偏見、っていうか、無知だったんだよなぁ。
作詞や作曲ができるのって、やっぱり才能なんだと思う。

夕べ、スマスマ見た後、「MIJ」を見て改めてそう思った。
「FIVE RESPECT」のカッコよさったらないよね。
あれ歌っているときの5人は、本当に楽しそうで誇らしげだもん。

あんな曲を作れる中居くんって、体の中にもともと音楽があるんだと思う。
だから、中居くんがピアノに似合うというよりも、ピアノの方から、中居くんに寄り添ってくれたんじゃないかな、なんて。

あ〜、でも、返す返すも去年ライブがなかったのは残念だ。
絶対絶対、和賀さんでピアノだ〜って思っていたから。
今年のライブ…どうなるのかな。

(といっても、私はライブに行ったりはたぶんできないので、その後のDVD発売までおあずけだけど)

亀嵩のこと

2005年3月21日 TV
昨日の黒バラ。

最初の小窓を見たとたんに「わっ、かわいいよぉ〜〜♪」
ちょっと髪を切ったのかしら。前髪がいい感じ。後ろもクルンってしてて。
やっぱり、お帽子なしがいいなぁ、とつくづく。

中井家の食卓は相変わらず爆笑で。
カンニングの竹山さんは、うたばんの時はつまんない、と思ってたけど、昨日はいい味で「常識人」やってた。楽しかった。

読んでいるサイドストーリーが、今日最終回だった。
拘置所にいる和賀さんの姿を想像しただけで、涙があふれてきてしまった。

「宿命」を弾き終わった和賀さんは、ステージを後にして、今西刑事たちのもとに向かって歩いていく。
「もう二度とこのピアノの前に、この光の中に、和賀さんが戻ってくることはないんだ」って思っていた。

でも、こんな未来もあるのかもしれない。
なんか、すごく、救われたような気がした。

NHKでやっている「列島縦断 鉄道乗り尽くしの旅」という番組で、4月2日に亀嵩駅からの中継があるらしい。
うちのテレビにはBSがないので、残念ながら見られないのだけれど…。

亀嵩には去年の夏に行った。元の職場仲間3人でのドライブ旅行だ。

石見銀山、出雲大社をまず訪ねた。そして、岡山方面に向かって、中国山地を越えていく途中に、亀嵩はあった。

亀嵩駅には、「砂の器」ツアーの案内パンフレットなどがあり、「砂の器」が町おこしに一役買っているそうだ。
実際にこの駅で撮影は行われていないけれど(映画版も、隣の駅が撮影地だったとか)、渡辺謙さんたちのロケ写真などが貼ってあった。

湯野神社は、ひっそりとしていたが、吉村刑事が「さすが出雲だ!」と言っていたように、大木のそそり立つ参道は、なかなか趣深かった。
千代吉と秀夫がよろめくようにくぐった鳥居。身を潜めていた社の床下。

前にも書いたが、その友達のひとりは原作と映画のファン。
もうひとりは原作も映画もドラマも見てない。
ドラマを放送してた時期に会ったとき、「1話の途中で見るのやめた」と言われたので、「嵌ってる」とはとても言い出せなくて…。

でも、とにかく「ドラマではこうだったんだよ」などと、さりげなく言ったりして。ホントは熱く語りたかったけど。

湯野神社の前の山に玉峰山荘があって、そこにドラマの展示コーナーがあるってことは知ってたけど、そんなわけで行けなかった。ピアニカが見たかった…。

あと、鬼の舌震や可部屋集成館にも行ってみたかったな。

岡山からはまた北上して、鳥取砂丘へも行った。
あのタイトルバックや、なんども出てくる親子の逃避行の場面そのままの砂山の情景に、なんともいえず感動した。
ちょうど台風が近づいていて、日本海の波は荒かった。
冬の砂丘は、どんなに過酷だっただろうか。

「がんばった大賞」見ながら書いてたら、中居くんがMVPだって。わ〜い、よかったよ、見てて。
「めちゃイケ」おもしろかったなぁ。

追記だ。スマスマ見て、書かずにいられない。

「なごり雪」を歌う中居くん。なんて綺麗なんだろう…。
それに、あの声。

歌が終わっても、まだドキドキしている。
久々に外出しない休日。

「いいとも増刊号」をオンタイムで見て、なぜかお昼はインスタントラーメン(笑)。

午後はライブDVDを見ようかな〜なんて思ってたのに、「砂の器」のサイドストーリー(たぶん、えこさんやかおちゃんさんのおっしゃっているやつです)を読んでたら、やっぱり和賀さんだ〜っと、1・2話を見てしまった。
「白い影」週間の時も、ずっと我慢してたからね…。

前にも書いたけど、初めからオンタイムで病気のように嵌っていたのは「砂の器」だったので、和賀さんにはまた、直江先生とは違う思い入れがある。

始まる前は、「また直江先生みたいにカッコいい中居くんが見られるんだ〜」って思って嬉しかった。

いや、正確に言うと違うな。
「また、直江先生に会える」と言うのが正直な気持ちだったような気がする。
あまりにも直江先生が好きだったから、和賀さんの中に直江先生(の容姿)を見られるのが楽しみだったんだと思う。

でも、それは違っていた。

そのことをはっきり感じたのは、コンサートシーンでも、殺人シーンでもなく、翌日の部屋のシーンだった。

事件を報道するTVを消し、ピアノの方を振り向く和賀さん。
じっとピアノを見つめ、愛おしそうになでる指先。

その表情を見たとき、「これが和賀さんなんだ。直江先生じゃない」って思った。

不治の病、宿命と罪、というそれぞれにあまりにも重いものを背負ったふたり。

でも、その美しさは違っている。

直江先生の美しさは、病という苦しみの中にあっても、静かで透き通るような美しさ。
(先生は渋い、って言われるけど、私はむしろ「少年のような」感じさえ受けることがある)

それに対して、和賀さんの美しさは、もっともっと深くて、壮絶なまでに哀しい、大人の男の美しさだと思う。

3年たったんだから、演じてる本人も変わる、と言われればそれまでかもしれない。
でも、やっぱりこんなふうに、まるで違う人物を生み出し、しかもそれが実在しているとしか思えないように感じさせてしまうというところが、中居正広という人のすごさなんだ、と改めて思う。
(そうして、それが、「いいとも増刊号」で、ミニーちゃんの帽子をかぶって、まずそうな(笑)ラーメン作ってる人だと思うとまた…)

>えこさん。「日本の人口が1人増える」っていう表現、ツボに嵌りました〜。

今日見てて、やっぱりコンサートシーンはすごいな、って思った。

私はピアノは弾けないから、正確なことはわからないけれど、専門の人が見ても、あの指の動きは本当にピッタリ合っているらしい。
最後の「宿命」のコンサートシーンでも、このシーンみたいにもっと横とか後ろから映してくれてもよかったんじゃないかな〜と思う。

ピアノはねぇ、小さいころ習ってたけど、練習がめんどくさくてやめちゃったんだよね。
このドラマ見て、「宿命」を聴いて、これほど、ピアノやってればよかったって後悔したことはなかった…。

演奏後、和賀さんが不遜とも思えるような微笑みを見せ、そして満足そうに万雷の拍手を受けながら、客席を見回すシーン。
これが、和賀さんの頂点だったんだ、と思うと、もう一度、あの時に戻してあげたくなる。

でも、あの事件がなければ、本当の自分を生き直すことはできなかったんだよね。そして「宿命」も生まれなかった。

(…というか、ドラマが成り立たないわなぁ(笑)。
でも、真剣にこんなことを考えずにいられないのが、中居ドラマの不思議なんだよね)

わ〜、まずいぞ、止まらなくなってきた。

どのシーンもねぇ、もうあんまり素敵なのでキリがないんだ。

「カメダ…」ってつぶやくシーン。
真横ではない、あの角度がすっごく好きなんだぁ〜〜。
そして、あの目のアップ。顔全体の表情で、感情を表すことは簡単だけど、目だけで訴える力ってすごいと思う。
 
2話で好きなのは、まず、公園であさみに話しかけるシーン。
バックミラーであさみの姿を見るところから、車を降りるまでの表情の変化と、あさみに向かって歩いていく姿のカッコよさ。途中で、ちょっと立ち止まるところが好き。
そして、子どもにぶつかったあさみを振り返り、ハッとしながら、ちょっと後ずさるようにしながら、去ろうとするところ。
表情も、動きも、本当に細かく表現されていると思う。

それから、宿命について、綾香に話す場面も好きだ。
和賀さんにとって、綾香はどんな存在だったのか。
あの場面を見ると、やっぱり和賀さんは綾香のことを愛していたんじゃないかと思う。
それは、恋人、というよりも、妹のような存在として。

(和賀さんのことを、どうしても悪いように考えたくない、つまり、和賀さんが自分の名声のために綾香を利用していた、と考えたくない、からかもしれないけど)

あとはやっぱり、あさみのアパートのシーンかな。

あの、アパート、ロケ地めぐりに行った人の話によると、立替え?か何かで、もう隣の家まで壊されているんだそうな。

「もし、僕だったら?」の声、そしてあさみに手をかけようとする横顔の美しさ…。

ガス栓に手をかけ、あさみの声にハッとして振り向き、なんでもないように装って、「行くのか?」って訊くときの顔と、その後の横顔も素敵。

部屋に戻って、小走りで(部屋の中を・笑)コートと上着を脱いでいく一連の動作。

あ、忘れてた。

その前の、酔っ払ったあさみに「あれ?」と言われて、ほくそ笑むところ。すっごく好きで、何回もリピートしたのに、DVDではなくなっていた。なんでだろう。

最後の崖のシーンでも、手袋をギュっとするところがなくなっていたんだよね。もちろん目で十分殺意は伝わってくるけど。
和賀さんを、あまり悪いようには描かないようにしたかったんだろうか?(私みたいに)

素敵〜ばっかりの感想じゃ、情けないなぁ、と思いつつ、今日はこのぐらいにしておこう。

「Mの悲劇」終了。ノベライズ本が出るんだって。いいなあ。
「砂の器」も「白い影」も、原作物だからしょうがないんだけどね。

今度は九州で大きな地震とのこと。
みなさまのところは大丈夫でしょうか。被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。

春といえば

2005年3月19日 TV
「中居正広スポーツ革命」。

1月4日の放送に未公開部分を加えた完全版、とのこと。
黒いスーツで、トークを仕切る中居くんがカッコいいのはもちろんだけど、内容もおもしろかった。
1月の時は、テリーさんとかの話がちょっと少なかったりして、消化不良かな〜という感じがしたので。

…と、ここまで書いて、サムガを聴いていると…。
ふふん、やっぱり春だねぇ。野球の話ね。
「みなさんのこと、一切考えない」で話すって(笑)。

うん、まあ、とりあえず聴きながら、続きを書こう。

プロ野球は、最近はあまり見なくなっちゃったけど、実は嫌いではない。
たま〜〜に(いや、ホントにたま〜に)横浜スタジアムに横浜戦を見に行ったりすることもある。

私が小学生のころは、「巨人・大鵬・卵焼き」って言われてた時代で(古っ)、あたりまえのように巨人が好きだったかな。
だから、今も巨人が優勝すれば、まあ、いいかな、って感じ。

私の世代の選手は、原辰徳さん。
同じ神奈川なので、東海大相模の時から応援していた。
高校の時、夏の甲子園の予選を見に行ったなぁ。カッコよかった。

思えば、今、巨人の試合を見なくなっちゃったのは、原さんが監督を辞めたのが原因かもしれない。

中居くんが巨人ファンだというのは、もちろん中居ファンになる前から知っていたけれど、ときどき原さんの名前が出たりするとちょっと嬉しくなる。
やっぱり、神奈川つながりかな。(なんて、勝手な解釈)

…はい、ここで「サムガ」終了。来週も野球ですってさ。

巨人といえば、中居くんが開幕戦で「君が代」を歌ったことがあったっけ。
あれって、何年ぐらい前になるんだろう?

当時、けっこうな話題になったから、ファンでなかった私でも知ってるんだけど、私、なんで中居くんが「君が代」歌うだけで、そんなに話題、というか、笑い話になるのかがわからなかったんだよね。

つまり、その、中居くんが「音痴」(正確に言うと「音痴ネタ」。だって、音痴じゃないもんね)だってこと知らなかったわけで(笑)。
いや〜、世間知らず?な私だったなぁ〜〜。

今日の番組は26日深夜の「生討論」の前フリらしい。
また、スーツの中居くんが見られるのが嬉しい。
なんか、こういう番組の中居くんは、綺麗だけど、精悍な感じがして、また素敵だなと思う。

どうしても…

2005年3月18日 TV
「どうしても、自分の口から出る言葉で、君に伝えたかった。
今の君にとって、僕の姿を見ることが、つらいことだとわかっていても、君に伝えたかった。

僕は、多発性骨髄腫。
それも末期だ。もう助からない。もうじき、歩くこともできなくなる。

君と出会ったころの僕は、死ぬ運命の中で、もう誰も愛さないと決めていた。でも、君と会ってしまった。いや、君に会うことができた。

君は、きれいな目をして、暗闇の中にいた僕にはまぶしかった。

僕は、最初から、その時が来たら消えようと、滅んでいく体を水の底に深く沈め、きれいに消えようと決めていた。

でも、それでも、怖かった。迫ってくる死が怖かった。怖くて、やけにもなった。

そんな僕を、君が包んでくれた。そして、救ってくれた。

僕のわがままだったんだ。最後の最後まで、君にそばにいてほしかったこと。君ひとりを残して、自ら死んでいくこと。すべて、僕のわがままだった。

僕は、この病気のことをよく知っている。自分に残された時間のことも、よくわかっていた。
だから、自分の意思で、納得して死のうと思った。

君と出会い、心から、本当に、よかったと思えたから。

君のお母さんに会って、君もいつか、こんな素敵な母親になるんだろうな、って。
いつか君が、愛する人の子どもを産んだとき、僕は、笑顔で、祝福を送りたい。

そろそろ出かけないと…。君が待っている。

君の笑顔が、倫子の笑顔が、大好きだ。だから、泣かないで。

愛してる」

どうしても、どうしても、書いておきたかった。先生の最後の言葉だから。

先生は、初めて、倫子の名前を呼んだ。
それは、中居くんの考えでもあったと聞いた。
嬉しかった。名前を呼ばれるのは特別だと思うから。

そして、おそらく最初で最後の「愛してる」という言葉。

ねぇ、先生はずるいよ。やっぱり。

「愛する人の子どもを…」って、倫子がこの先、先生だけにしばられないで、また新しい幸せを見つけてほしい、って思っているのだろうけれど、こんなふうに言われたら、もう先生しか愛せないよ。
そして、倫子だけじゃなくて、私も、ずっとずっと、先生のことを思い続けていくと思う。

「白い影」の1週間。
いろいろ書いてきたけれど、先生が好きだということに、本当は理屈なんかない。

でも、今まで、自分の中にずーっと溜めてきた先生への思いを書けて、本当に嬉しかった。
それだけでも、この日記を書き始めてよかったと思う。

たぶん、また、これからもときどき書くと思うけど。

先生

2005年3月18日 TV
支笏湖の湖面を映す定点カメラの映像を見ることが、毎日の習慣になっている。
昨日は、一日中曇っていた支笏湖。今日も同じような空模様だが、少しの晴れ間から、恵庭岳の姿を見ることができた。

支笏湖には、もう20年も前に一度行ったきりだ。
もちろん、こんなふうに特別な思いを抱くことになろうとは思いもせずに。

あれから、4度目の3月18日がやってきた。

「今怖いのは、自分の体のことじゃない。愛する人から笑顔が、僕の前で笑顔が消えることが、一番怖いんです」

だから、先生は、倫子に最後の嘘をついた。
「たいしたことはない」
「僕のことはなんでも君に話すって、約束しただろう」

旅立ちの前日、倫子のお母さんが先生を訪ねてくる。
このシーンを見ると、「ラル・ジュネ」に行ってみたくなる。
なぜか、1話の時よりも。
「お母さん、見たから。先生が倫子のこと話すときの顔。倫子と同じくらい、先生、倫子のこと愛してた」という言葉を思うからだろうか。

そして支笏湖の湖畔。(ほんとは洞爺湖だけど…)

子どものようにはしゃぐ倫子を優しく見つめる先生も、「先生と似てる」「ん?」のやりとりも、先生の唇に落ちて解けていく雪も、そっと握られる手も、なにもかもが好き。

「また一緒に来るなら、春がいいな。そしたら、今度こそ、一緒にボートに乗りましょ」
先生は何も答えない。
「じゃあ、東京で」という言葉にも。

嘘をつくかわりに、先生は倫子を抱きしめる。
「僕はいつでも、君と一緒にいるよ。君のそばにいるから…」

朝日の中のふたり。
最初は、ちょっと違和感があったけど、あんまりにもふたりが(ってか先生が)綺麗なので、もうそれだけでいい。
この前どこかのサイトで、あのシーンは心象風景なのかも、というのを読んで、そういう見方もあるのかな〜って思った。

湖畔にたたずむ先生。生きている先生の、最後の姿だ。
そして、ボートに残されていた、先生のコートとガラスのボート。

先生は、どうしてガラスのボートを置いていったんだろう。
倫子のかわりに連れていってくれればよかったのに。
ひとりぼっちの水の底は冷たいだろうに。

東京に戻った倫子のもとに電話がかかる。
「死んだ…?直江先生がですか?」
「はい」
「なんで…」
「支笏湖で、自ら命を断ちました」

(もうここからは、いつもいつも涙ボロボロ状態だ)

先生の死を受け止められない倫子は、先生の部屋に行く。

「先生…?直江先生?」

もう、そこに先生はいない。
倫子を待っていたのは、白いソファーに置かれた、石倉さんのハーモニカと倫子宛の白い封筒。

ビデオレター。
先生の遺した、最後の言葉。

今日、初めて、目を閉じて先生の声を聞いた。
今日のうたばんは、すごく楽しかった。

後輩をいじる中居くんは相変わらずだし、またまた美味しそうに食べまくっているし。
(口に運ぶところ、ものすごいアップでドキドキしちゃったよ)

ちょっぴり昔の中居くんも見られたしね。
まぁ、いつもこんな感じでお願いしたいもんだ。うたばん。

さて。

前にも書いたように、私は、9話で直江先生に嵌った。

だから、最初の再放送で全話を録画するまでは、9・10話しか録画してなかったので、この2話は、もう本当に異常な回数見ている。
全てのシーン、セリフ、先生の表情、どこでどのBGMが流れるかも全部覚えている。
(いや、こんなファンは山といるだろうが…)

そして、その嵌った場面については、やっぱり書かずにいられない。

小橋先生が、
「彼女にも、なにも…?」
と言ったとき、先生はちょっと間を置いた。

私は、先生が「はい」とか「ええ」とか、答えるのだろうと思った。あるいは、うなずくだけかもしれないと。

「愛してますから」

無口な先生が、そんなストレートな言葉を言うなんて…。
そして、その言葉は、倫子自身に対しては、あのビデオレターまで口にすることはなかった。

無口な先生…ね。
「もしもし…ああ…そうか…うん…ああ…おやすみ」
で終わっちゃう人だし(笑)。でも、そこがいいんだけど。

医局で院長が先生を突き飛ばすところが、なぜか好きだ。
貧血状態の先生を、そんな乱暴に〜と思いながら。
「やめろ!」
先生の大きな声は珍しいから、ツボになってるのかもしれない…。

重傷を負った三樹子の手術前。
ここの先生は珍しくセリフがいいにくそうだ。
後で聞けば、TAKEいくつまで撮り直しがあったとか…。なるほど。

さて、その手術シーンを見返してみて、今さらながら思ったこと。

「死んでいく僕だから見える医療がある。そう思ったとき、残酷な事実を味方につけて、医者を続けようと決めました。これ以上の医者としての仕事のしかたはないと。だから僕は最後まで医者であり続けます」

小橋先生にそう話した先生だけれど、そうしてそれは、すでに長野で決意したことではあるけれども、やっぱり、医者として無念だったろうなと思う。
愛する人を残して死ぬことのつらさ、ということばかり思ってしまうけど、医者としての道も、途中で断ち切られてしまったわけだから。
もっと、もっと、医者としてやりたいことがあったはずなのに。

手術を終えて、ロッカールームで倒れこむ先生の姿に、そんな思いを感じて切なくなる。

夕日の中の川をみつめる先生の顔は、静謐な美しさだ。

「この川を見て、子どものころに迷子になって、たどり着いた川のことを思い出してた」
「自転車で遠出して、夕方になって道に迷ったんだ。
さんざん迷ったあと、川に出て、心の底からほっとした。
この川に沿っていけば、家に帰れるんだ、って」

そして、夜。

「川は、迷子になった私たちの、いちばん行きたい場所に連れていってくれる。
私がボートに乗った川は、先生のところに連れてきてくれました」

先生にとっての倫子、倫子にとっての先生。それはお互いに帰っていく家。

「北海道も、まだ雪なんでしょうね」
「夜に降る雪が好きだった。真っ暗な空から落ちてくる雪を見上げてた」
「静かそう…」
「雪の音しか聞こえない」
「とても、静かで、優しい音」
「聞きにいくか。雪の音」
「え…?」
「久しぶりに北海道に帰ってみようと思ってた。
一緒に行かないか」
「え…いいんですか?」
「君と行きたい」
「行きたいです。先生の生まれたところ」

「行こう」
と、先生が倫子を抱き寄せるところがすごく好き。

(なぜか、私はキスシーンよりも、「抱き合う」とか「抱き寄せる」とかいうシーンの方がトキメクみたいだ…)

あ、そうだ。昨日、書き落としたことがあった。

あのネックレス。
SPのメイキング映像で、倫子(っていうか竹内さんだけど)が着けているのを見て、すごく嬉しかった。
ドラマでは、湖のシーンだけだから、ネックレスはなくてもいいのに。
本当にあの倫子がまたそこにいるんだ、って思えて。
そして、それは、先生が戻ってくるんだっていう喜びにつながったから。

大切な日まで、あと1時間だ。

明日が金曜日でよかったよ。
きっとまた、ボロボロになるだろうから。
仰天
あ〜やっぱり、こんなもんね、って感じだったなあ。
カラオケはちょっぴりだったし、ピアノは結局、あの予告だけだったし…。
いっぺんにやってくれてれば、こんな不満もなかったのに、あまりにも引っ張ったからだよ〜〜。

さて、そんな仰天を見た後にも関わらず、いや、たとえ「いいとも」の変顔を見た後であろうと、泣けてしまうのはなぜだろうか。「白い影」…恐るべし。

さて、いよいよ8話。
ラストに向けて、ゆったりと流れながらも、先生の秘密がついに明かされる。

実は全話を通して、もしかすると私のいちばんのリピートシーンが8話にある。
それは、倫子の誕生日の場面だ。

部屋で待つ倫子のもとに、先生が帰ってくる。

不安な表情と迷うような瞳を一瞬見せたあと、
「ケーキ食べましょうか。誕生日といえば、ケーキですもんね」
と無理したような笑顔で言う倫子。
先生がその腕を取って抱きしめる。

「ずっとここにいてくれ。ずっと、ずっと、俺のそばにいてくれ」
「わたしも、そばにいたいです。ずっと、先生のそばに…」

先生は倫子の手を取り、小さな袋を載せる。
「わたしに?」
それは、倫子が商店街で見ていた、あのネックレス。
「これ…」
「ん?」
「きれい…」
病院からの帰り、そういえば倫子が見ていたな、って思って買ってきたんだね。あのネックレスを手にとっていたことまでは見ていなかったのに…。こんな小さなことにも、同じことを感じられるということが嬉しい。

倫子の首にネックレスをかけ、「ん」とうなずく先生。
ネックレスを触って、嬉しそうに笑う倫子。

このときの倫子の笑顔は、全編の中でいちばんかわいいと思う。
この笑顔を見ていたいから、この笑顔を失いたくないから、先生はずっと嘘をつき続けた。

そして、お互いに笑顔で抱き合いながら、倫子の顔は不安に変わり、先生も…。
こんな近くにいながら、本当の顔は見えない。互いに気持ちを隠しあわなければならない哀しさ。
抱き合う、っていうことは、そういうことでもあるんだ。

とにかく、ふたりの気持ちがつらくて、哀しくて、いつもいつも涙がど〜っとでてしまう場面。

先生が病院にいく前の、ふたりの会話のシーンは、最初はあんまり好きじゃなかった。
なんか、倫子が無理してしゃべっているような気がして。ちょっと一生懸命すぎるかなって思ってた。
でも、なんども見ているうちに、先生の目がずーっと倫子を見ていて、本当に先生が倫子を愛しく思っていることが伝わってきて、今はとてもいいな、って思う。

翌日のカナルの場面は、自分が実際に行ったこともあって、よけいに思い入れがあったりする。

DVDを見るまでは、あの雨は人工的に降らせているのかなぁ、と思っていた。
でも、監督さんの話を聞いて、どうしても雨の日にロケがあたってしまい、設定の方を変更したのだと知った。

それって、絶対に正解だよね。
だって、あの日、雨が降っていなかったら、ふたりは絶対にボートに乗ると思う。
誕生日という特別な日だし、約束してたんだし、それが自然だと思うから。

でも、雨でボートには乗れなかった。そして、結局最後まで、その約束はかなえられなかった。
そのことによって、哀しみはよりいっそう増した。
また、監督さんが言われてたように、向き合うよりも、同じ方向を見つめるほうが、このふたりにはふさわしい、という言葉にもうなずける。

(でもね、ほんとは、この日の前にだって、ボートに乗るチャンスはあったと思うのよ。何回かデートはしていたでしょうから…笑)

あと、自分のビデオで見ていたときは、早送りしてしまってたのが、先生が痛みに襲われる場面。
画面が暗くて、よく見えなかったのだ。
でも、DVDにしてからは、ちゃんと見てる。
だって、苦しむ先生…つらいけど、ほんとに好きなの。
7話。

涙、涙になる前に、大好きな先生から書いておこう。

まずもって、朝の光の中で、「ん」とうなずく先生。
(もう、これは反則〜〜〜〜と叫びたいくらいだぁ)

倫子の後から病室に入ってくるところ。
(なんか、いつもと違う感じがする。倫子を受け入れて変わったんだね)

小夜子に後ろから引っ張られて、「私にあんまり冷たくすると、薬持ってこなくなるかもしれませんよ」と言われる先生の耳元。
(なんだろね。あまりにもアップで、ドキドキする…)

レントゲンを撮るために白衣を脱ぎ、シャツのボタンをはずす一連の動作から、痛みが起きて、医局でフロノスを打って倒れるとこまで。
(この青っぽい照明の中の先生は、一段と綺麗〜)

石倉さんの病室から戻ってきた倫子の涙をぬぐって抱きしめる先生。
(もちろん、やさしいやさしい「どした?」も。なんか、今日は聴いて胸が痛くなった…。
このシーンね、ホント好きなんだけど、倫子のナースキャップで先生の顔が見えないのがね。いや、それがいいのかもしんないけど。倫子の背中をポンポンしてあげる先生の手が優しくて、先生、どんな顔をしているの、っていつも思ってしまう)

石倉さんの遺書のところで、少し唇を噛むような先生。
(こみ上げてくる感情を抑えるような…)

さて、何といっても7話は石倉さんの死が中心だ。

石倉さんのことを語る言葉。それはすべて先生につながってくる。

「石倉さん、もしかしたら自分が怖いからじゃなくて、奥さんのために嘘の中に入ってきたんじゃないでしょうか。奥さんが、つらい思いをしないように。少しでも長く、ふたりが幸せにいられるように」

「石倉さんは近いうちに死ぬ。その前に心から女性に抱かれたいと思った。安らぎを求めたのか、生きるものの本能なのか。そうせずにはいられなかった。きっと、死ぬということは、そういうことなんだろう」

「本当に石倉さんを支えることができるのは、奥さん、あなたですよ」

「生まれてよかった。あんただってそうだろ?」
「ええ」
「外はあったかいかい」
「ええ」
「そう、じゃ、春もじきだ」

冷たい風が吹いているのに、最後まで嘘をついた先生。
そして、ハーモニカのやりとりと、先生の穏やかな微笑み。

このやりとりは、いかりやさんと中居くんが何度もやり直ししながら作ったと聞いて、ますます2人が愛しく思える。

そして、石倉さんの死後、奥さんが先生にハーモニカを渡す場面も、何も言わなくても3人が分かり合っている、ということが伝わってきて、すごく切ない。

「死ぬのが怖くない人間なんていない」

そう、先生も怖かった。そこから救ってくれたのが倫子だったんだ。
でも、ふたりの幸せはほんとうに短い…。

本放送のとき、私は石倉さんの遺書で初めて泣いた。
でも、今は、見返すたびに泣く場面が増えてしまう。

この人はいないんだ。そう思うだけで、もうだめだから。

おまけ!
…なんて、感動的に書いているのにさぁ。
「フロノス」って書こうとしたら、「風呂の酢」って変換されちゃった〜(笑)。
今日は6話。
前にも書いたように、6話は全部ツボなので、かえって何を書いたらいいのか、と考えてしまうのだけど…。

まずはやはり七瀬先生だろう。

本放送のとき、TV誌で「直江の秘密の鍵を握る人物」と紹介されていたが、この回だけの出演ということにまず「あれ?」と思った。
山本学さんという大物俳優をこんなふうに使うなんて、贅沢だなぁ、とか思ってた。

でも、後になって思えば、山本さんが七瀬先生を演じたからこそ、あのSPができたんじゃないかな、という気さえする。

行田病院を訪ねてきた七瀬先生に向けた、あの先生の笑顔。
「こっちの病院の人たちとはうまくやっとるのか」と心配する七瀬先生。
お蕎麦屋さんで話していた、雪かきのこと。
七瀬先生の奥さんが亡くなっていること。
そして、東京駅での別れ。

ほんの短い会話やエピソードから、長野時代のまだ若くて、元気で、でもやっぱり人づきあいの上手くない直江先生の姿が目に浮かぶようだ。

SPを作ることになるなんて、誰も予想してなかったことだろうけど、山本学さんを七瀬先生にした、っていうのは先見の明があったんだな。
こういう言い方もなんだけど、あのSPは師弟の絆みたいなものがメインテーマだったから、そんじょそこらの俳優さんじゃだめだったと思う。

そうして、あのSPは作られるべくして作られたんだなぁ、って。

6話のツボ…。

あとは、うん、何といっても直江先生のいろいろな顔がみられるということかな。

三樹子を追い返したあと、レントゲン写真の上に倒れこみ、ガラスのボートに手を伸ばすときの孤独の瞳。
さっきも書いたけど、七瀬先生に向けた、昔のままの笑顔。
石倉さんの処置をする、「医者の顔じゃなかった」と言われた表情と、「大丈夫ですよ」と抱きしめる菩薩のような微笑み。
医局での小橋先生に向けた顔の、吸い込まれるような美しさ。
七瀬先生を見送ったときの、迷子の子どものような瞳と涙。
そして、倫子の思いを受け入れたときの穏やかな安堵感…。

あ〜もう何度リピート、ストップしたかわからない〜。

あ、あと、なぜか倫子と三樹子の「対決」シーンも好きだ。

「あなた、彼に抱かれたことある? 私はあるわ。何度も…」
「あなたには無理よ、あの人は」
っていう三樹子の言葉に、なんかドキドキしてしまう…(笑)。

あのシーンのBGM、本放送ではラフマニノフだったのに、DVDでは変わってるんだよね。
(SPでも真琴のテーマみたいに流れてたのに、DVDではカノンに変わってた。すごく好きだったのに。)

死に方の問題

2005年3月14日 TV
直江先生5回忌のメッセージを載せてくださる「白い影」のファンサイトがある。
そこに書き込む先生への言葉を考えていたら、それだけで泣けてきてしまった。

先生の姿を見ているときはもちろんだけど、こうやって先生のことを考えているとき、私は本当に先生が好きだ、って思う。

いかりや長介さんの1周忌の法要と偲ぶ会があったという。

亡くなる何ヶ月か前のドラマに出演していたいかりやさんは、あまりにも声が出ていなくて、お体が悪いのかな、と思っていたので、訃報を聞いたときは、やっぱり、と思った。

あのときは、ワイドショーで、葬儀の様子を流していた。
いかりやさんの出演したドラマの映像とともに、参列したタレントさんたちが映った。

私の記憶にあるのは「GOOD LUCK」の木村くん。
中居くんは?「白い影」は?と思いながら見ていた。

その後、中居くんが別の形で弔問していたようなことを聞いた。
そして、いかりやさんが、「直江先生に診てもらえばよかったな」ということをおっしゃっていたということも。

いかりやさんは、石倉さんと同じ、癌で亡くなった。
いかりやさんにとっても、直江先生は心に残る存在だったんだろう。

「これは生き方ではなく、死に方の問題だからです。
石倉さんが、自らの死を感じたとき、自分の命のためにどれだけの手が尽くされたかを知ることが大事なんです。
そこで初めて、人は死を納得しようとするんです」

先生。死に対して、手を尽くされる側でなく、最後まで手を尽くす者として生きた先生。
先生も、そうやって自分の死を納得しようとしたんだね。

「春になったら、たんぽぽの土手で、思いっきり吹きてぇな」

「石倉さんを連れて行ってあげたいです。たんぽぽの咲く土手に」
「そうだな。行けるといいな」

いかりやさんも、石倉さんも、そして先生も、春を見ないで逝ってしまった。

オセアノート

2005年3月13日 TV
「川が、好きなのか?」
「え?」
「川は、友達だって」

オセアノートに行ったのは、先月だ。

カナルにはひとりでも行けたが、オセアには…と言っていたら、先日も書いた中居ファンのお友達が誘ってくれた。

品川駅からバスで10分ほど。
天王洲アイルで下車し、運河を橋で渡っていくと、向こう岸にオセアはあった。

あの場面で最初に映ったのは、階段を上る先生と倫子の足元。
「あ〜ここ、ここ!」と思わず声を出しつつ、階段を上り、フロアーへ。

窓の外に見える運河とビルの風景、頭上の明かり取りの窓にかかる天蓋?のようなもの、フロアーの境のガラスの模様(説明がへただな…)、全て記憶と同じ。あ〜またまた感激。

まだ時間が早く、窓側の席に通される。先生と倫子の席は、もうひとつ分ぐらい手前だったかなぁ。
窓に平行に置いてあったテーブルは、斜めの配置になっている。
4人がけの席だから、こっちの方が自然なのだろう。

ランチメニューは、メインのみを選び、サラダ、パン、デザート、飲み物はバイキング方式。
(カナルもそうだけど、こういうほうがあんまりかしこまらなくていい感じ)

ここは結構結婚式とか2次会とかでの利用が多いらしくて、この時も打ち合わせ?をしているような人たちがいた。
一緒に行ったお友達も、2回くらい結婚式に遭遇したそうな。

窓の外には、東京湾クルージングの「レディ・クリスタル」が停泊していて、食事中に出航していった。

「ボートだったら、同じように感じることができるんじゃないか」
「乗せてくれるんですか?」
「宇佐美繭子が、無事退院したら」
「約束ですよ」

あの桟橋の、先生が立っていたところに立ちたい、と思っていたが、クルージングの人しか入れないそうで、ロープが張ってあった。なんとも残念だが、入り口から眺めて我慢した。

以上、オセアの思い出。また、行けるといいな。

他に3話で好きな場面は、青空のエピソードかな。

「いい場所に置いてあげたな、たんぽぽ。青空と似合ってた」
倫子が初めて感じた、思いがけない先生のやさしさ。

「なーに、ふくれた顔してるんだ」
「もともとこういう顔です!」
このやり取りの時、先生がベンチに寝て見上げてた青い空。
(このシーン大好き。なんか、ほのぼのしてるんだもん)

そして、川原に寝転んで見た空と流れる雲。
「川の音が聞こえる。こんな感じなのかな。ボートに乗ったら」
「もっと近くに感じる。川も、空も」
「乗れるといいな。ボート」

3話になると、もうどこからみても直江先生だなぁ、って思うのだけれど、ずっと、この仕草は?と思ってたことがある。

それは、首のあたりに指をあてる仕草。
「この後、時間あるのか」って倫子をオセアに誘う場面と、パーティーに行こうとして倒れた繭子を前に、「早く!」と倫子をせきたてる場面でこの仕草をする。
(たぶん、このほかにはない…と思うんだけど)

それが、「伝説の教師」見てたら、風間先生がよくする仕草なんだよね。もしかして、これは中居くんの癖なのかな?

SPの前に放送された特別編では、3・4話はかなり省略されてて、繭子や次郎のエピソードは挿話的だからなぁ、と思っていたけど、私は結構好きだ。

本放送の時、もしかして初めてどきっとしたのは、謹慎処分を受けた後の、渡り廊下で倫子に見せた微笑みだったかもしれない。

そして、もちろん、あの涙にも…。

自覚したのは9話でも、本当はもう、この頃からそんな兆しがあったのかもしれないな、って思う。

えっと、そんなふうにしみじみと思いながら、とあるファンサイトで知ったツボ話。

助け上げた次郎を殴る先生の白衣からのぞく、シッポ…。
屋上の柵の外は危険だもんね。命綱は必要よ(笑)。

「白い影」週間

2005年3月12日 TV
昨日、友達が職場の人たちと東京湾のディナークルーズに行ってきたという。

竹芝桟橋から出る船だというので、思わず名前を聞いたら、「忘れた」、だと。
白い、おしゃれな船で、レインボーブリッジを通って…。

もしや、あの船では?

さっそくロケ地めぐりのサイトで調べると、あれは「ヴァンテアン」というクルーズ船。

友達が言うには、おしゃれなディナーの途中にバンドの生演奏があったんだけど、それが、浴衣姿で「村祭り」とか「炭坑節」とかを演奏するので、もう可笑しくて、可笑しくて…だったんだと。

たしかに、ヴァンテアンのHPにそういう感じのバンドが出演中と書いてあった。

あら〜、いいこと♪ あの船に乗ってきたのね。
私も乗ってみたかったぁ。

友達の話を聞いてて、それは「砂の器」で和賀さんと綾香が乗った船だと思う、と言いたかったけど、言えなかった。
その友達って、映画と原作のファンで、ドラマは1話途中で挫折しちゃった人だから。

(去年、その友達と亀嵩に行った。その時のことは今度書こう。)

そんな話をたまたま聞いたのと、最近知ったファンサイトの「砂の器」の特集を読んでいると、無性に「砂の器」が見たくなってしまった。
でも、18日までは「白い影」週間と決めている私は、我慢するのだ。
(って、何もそんな頑なにならんでも、と思うが、和賀さんに浮気はしないわ。直江先生…笑)

で、今日は1・2話とメイキングを見た。

もうずっと、直江先生のシーン以外は早送りするのが習慣になっているのだけれど、今回は全部、飛ばさずに見るつもり。なんか初心に帰ってみようかな、と思って。

よく言われているように、1・2話の先生は、まだちょっとぎこちない感じがする。

一番それを感じるのは、渡り廊下での小橋先生とのやりとり。あれって、メイキングによればクランクインの日だったんだよね。
あのシーンがスポットでよく流れていたのを、すごく覚えてるけど、やっぱりちょいと違和感があったもん。

でも、院長との会話のシーンは、既に直江先生然としている。
ベテランの俳優さんとの絡みがいい、と言われる中居くんならでは、だろうか。

そんな場面のひとつ、石倉さんの手術の許可をもらう場面で、いつも目がいってしまうのは額だ。聡明さを感じさせる美しい額に惚れ惚れ。

あと、手術前の倫子との会話のシーンが好きだ。

「いずれ石倉さんは嘘に気づく。でも君は嘘をつき通すんだ。嘘とわかっていても、何も言わないし、誰もうらまない。」
「どうしてですか」
「聞くのがこわいからだ。誰かに何かを言われなくても、自分自身のこととして、死を静かに感じて…。自分から、嘘の中に入ってくる。」

自分自身に重ねて言い聞かせるようなこの言葉を、鏡に映る瞳だけで語る先生。
わずかに伏せたり、じっと鏡を見つめたり、そんな瞳の動きだけで先生の気持ちがわかる。そして、その目の綺麗なことといったら…。

(しかし、つくづく目が大きいなぁ。そして、倫子の目も負けずに大きい。やっぱり、中居くんの目に対抗できないと、相手役にはなれないよ。)

手術の翌日、屋上での倫子と小橋先生の会話も好き。

「私、ちょっとわかったかなぁって。全ての嘘が不幸とは限らない、っていう意味。だって、笑えるって幸せなことですよね。」
「その幸せが、嘘で成り立っているとしても?」
「たとえ嘘でも、今だけの幸せだったとしても、私だったら、感謝するかもしれない。」

「今だけの幸せ」
最終話での、倫子の「今が大事」っていう言葉につながっているんだろう。

最後まで、倫子には笑顔でいてほしかった先生。
嘘で成り立った幸せでも、倫子ならわかってくれると思った先生…。

なんか、先生の言葉を、先生につながる全ての言葉を、書き出したくなってきた…。
わーん、それだけの時間があればなぁ。

(実は時々、すっかり暗記しているビデオレターの言葉を書き出すことがある私なのだ…)


 

今日は、記念日。

2005年3月11日 TV
1週間後は直江先生の命日。
と、いうことは、4年前の今日、3月11日は9話のオンエアの日。
つまり、私が直江先生に嵌った記念日だ。

関西では今日から「白い影」の何回目かの再放送が始まったようだし、この1週間は、また先生への思いにひたる日々になりそうだ。

(すでに、風間先生を見ても直江先生を思い、今朝は出勤前に「Smap」を見てしまった…。私の中では「Smap」の中居くんは、中居くんであって中居くんじゃないの。変だけど。)

カナルの次に訪ねたロケ地は、小岩周辺。

去年の11月半ば、泊りがけの出張(研修)に行くことになった。
宿泊の出張なんて、めったにないので、ちょっとめんどうだなぁ、と思っていたのが、行き先とホテルが小岩周辺だということを聞いて、俄然行く気満々になってしまった。
なんたって、小岩には先生のマンションがあるじゃない。
夕方までの研修が終われば、ロケ地めぐりができるぞ〜〜と。

泊まったホテルは京成小岩。
マンションの最寄り駅は総武線の小岩駅で、結構距離があったけど、一生懸命歩いて。

駅から川の方向に向かって10分ぐらい歩いたところに、マンションはあった。
と、いってもロケ地ガイドにも詳しい住所までは書いてなかったから、外観から「あれじゃないかな〜」と見当をつけた。

やっぱりここだ、と確信したのは、倫子がスクーターを停めていた「水辺」があったこと。
マンションを設計した方?のプレートが取り付けてあった。(と、記憶している。)

マンションを見上げ、先生の部屋は9階の角部屋だったかしら、と。あの部屋はセットだったとは思うけれど、はめ殺しの窓がちゃんとあった。

マンションから見下ろした右側には、川にかかる上一色橋。
先生がいつも見ていた風景だ。

上一色橋を渡り、向こう側から左手にマンションを眺めながら歩いて行くと、やがて、倫子が毎日通っていた辰巳新橋。
すでに暗くなり、ライトアップされた橋はなかなか美しかった。

辰巳新橋を渡り、またマンションに戻る。
朝、先生と倫子が歩いていた土手がこのへんだと思うのだけれど、なにぶん、もう暗くてよくわからなかったのが残念。

研修先は国府台にあった。
最初の日の朝に、少し寄り道をして、川の土手に上ってみた。
はるか向こうの方に見えるのが、柳原水門。

ボートに乗った先生は流されて、この水門をくぐり、やがてゆりのき橋にたどりつく。

マンションを訪ねた翌日、この水門まで歩いた。
川沿いをず〜〜っと行くのだが、もう半端じゃなく遠く感じられた。

40分ぐらいはかかってようやく到着。
ちょうど、モーターボートが通りかかり、あの時のように静かな川面を波立てていった。

来た道をまた戻る途中、夕日が沈む時間を迎えた。
「夕焼けの中の川って、なんかあったかい…」と言う倫子の声と、迷子になって辿り着いた川の話をする先生の穏やかな顔を思い出していた。

本日の雑感…かな

2005年3月10日 TV
日記の題名、って難しいな…(笑)。

PC始めてから、どうも夜更かしすることが多くなった。

それまでは、11時過ぎると、「もう寝なきゃ」と思ったのに、このごろは平気で1時くらいまで起きていることがある。
(これでも、世間一般に比べれば早いのかな、とも思うけど)

お気に入りのファンサイトを見たり、日記を書いたりしているだけで、えらく時間がかかる。
私の仕事は結構持ち帰り仕事が多いんだけど、最近はなるべくそれがないようにしているんだけどなぁ。
ま、日記を書くのに時間がかかっているのは、ひとえに文章表現力のなさで、まったく情けない…。

さて、夕べはいつもよりは早く寝たおかげか、昨日よりはくしゃみも出ず、無事に役目終了。
「イベント」そのものも成功に終わり、ほっとした。
これが終わると…年度末〜って感じ。で、また4月からは同じことの繰り返しなんだけど。

で、その打ち上げの飲み会が終わり、帰宅してうたばんを見る。

(いいとも以外の中居番組を、録画で見るのって久しぶり〜。なんか、最近はオンタイムで見ないと落ち着かないんだよね。裏番組がおもしろそう、って思っても、つい我慢しちゃう…。)

ガッツ石松さんとのトークが楽しかった。そこらのお笑い芸人よりよっぽど面白い。中居くんと貴さんののせ方が上手だからかなぁ。
SMAP風ダンスの振り付けをする中居くんがカッコいい♪

「伝説の教師」、全て見終わる。

風間先生は綺麗で魅力的。
最終話、竹中直人さんとの場面が特に綺麗だったなぁ…。

でも、ストーリー的にはあんまり好きじゃないかな。
松本さんタイプの人がちょっと苦手、っていうこともあるかもしれない。
毎回の2人のアドリブは面白かったし、素で笑っている中居くんはとっても可愛かったけど。

もしまた中居くんが教師の役をするんだったら、樋口先生を見てみたいなと思う。
去年レンタルで初めて見たけれど、あの時の中居くんは若すぎて、たぶんオンタイムで見ていてもファンにはならなかったと思った。
けれど、落ちこぼれ医大生の悲哀がすごく伝わってきて、本当に切なかった。
樋口くん、きっといい先生になっているよね。
なんだ、なんだ、なんだぁ?????

VTR長〜〜〜〜い、とイライラしながら見てたら、これだよ。
カラオケは、いや、それ以上に楽しみにしてたピアノはっ???

もしかして、まだ引っ張る? それとも、これで終わり?なんてことはまさかないよね…。

とにかくこの1週間楽しみにしてたのに、あーん、悲しいよっ。

なんだか今朝からくしゃみ連発、珍しく鼻もかんだりして…。
花粉症とは全く無縁だったので、???
突然花粉症になる、ということもあるらしいけれど、それにしても今までアレルギーとかになったこともないしなぁ。
そういえば、中居くんも前にサムガで、「俺花粉症?」とかって言ってたなぁ。

明日は私の職場にとって1年間の中でもとても大事な日。
私自身もすごく大事な役割があるので、ちょっと心配。
途中でくしゃみが出ませんように…。

いろいろ書きたいこともあるんだけど、今日は早めに寝よう…。

共演者いろいろ

2005年3月8日 TV
昨日レンタルしてきた「伝説の教師」7・8・9話を見る。
今日は7・8話だけにしとこうと思ったのに、9話の予告を見たらついつい見たくなっちゃって…。

石垣祐磨くん演じる転校生に、学校中がかき回されるという話。
ナイフで刺されて苦しむ風間先生の姿が、なんて素敵(笑)。

直江先生もそうなんだけど、苦痛に耐える姿にどうしようもなく惹かれる…って、どうなの…??

前の学校のシーンや、気を失っている時にちょっとデコ出しになってたりすると、もうだめだわ。ドキドキ…。

あ〜やっぱりドラマが見たい。

傷を負いながら殴り合ったり、相手にすがりついたり、倒れたり、と、今まであまり見たことのないシーンを見ていて、うーん、こういうのもいいなぁ、と。

哀川さんのいうような「ヤクザ映画」は正直苦手だから、やっぱり刑事物とかかなぁ。もちろん、風間先生みたいなスーツで。

このビデオと一緒に「世にも奇妙な物語」の「オトナ試験」も見た。
もともと好きな番組なので、このSMAP特別編も見ていたけど、こっちの中居くんはとっても可愛い。

中居ファンになってから、昔のドラマや映画をずいぶん見た。
(メジャーな連続ドラマで、あと見てないのは、「グッドニュース」と「勝利の女神」かな。でも、これってビデオ出てないんだよね…)

こんな人と共演してたんだ〜って思うことも多い。

いちばん、へぇ〜って思ったのは、「シュート!」の水野美紀さんかな。
こんな頃から出てたんだ〜って。高校生らしくって可愛かった。

「輝く季節の中で」の稲森いずみさんもそう。
わりと彼女の出演したドラマは見てるけど、今やってる「義経」の常盤御前はとってもいいと思う。
はかない美しさが感じられて、適役だなぁって見てる。

原田芳雄さんがブラザーズで父親役だったというのも知らなくて、後で見たときに、ちょっと不思議な感じだった。
私にとっては、知らずに「砂の器」を見られてよかったかも。

あ、今日見てた「伝説の教師」に市毛良枝さんも出てたな。
市毛さんはもう、倫子のお母さんとしか思えないから、やっぱり複雑だったりして。

「白い影」と「砂の器」に出てた人、ってやっぱり特別なんだよね。
七瀬先生の奥さん(大森暁美さん)が、長崎の養護施設のところで出てきたり、SPの看護婦さん(佐藤めぐみさん)が、あさみの後輩だったりすると、あら〜、って思っちゃう。
あまりにも見すぎて(笑)頭の中に完全にインプットされてるからなぁ。

うーん、いつになるかわからない次のドラマだけど、共演者とかいろいろ考えちゃうな。

龍居さんと同じで、ミーハー感覚で妄想するのもまた楽し。

(中居くんが「飽きた」と言いながら、いつまでも黒のままなので、何かいいことがあればいいのに、とつい思ってしまう。…でも、今年はちゃんとライブをやってからでいいからね。)

ついでに(笑)、今日のいいとも。
中居くんがまだ咳をしているのが、すっごく気になる。

(職場で、インフルエンザがまだ流行中…)
「爆笑問題のススメ」という番組に、龍居由佳里さんがご出演。
ミーハーのススメ!というコンセプトで、トークをしていた。

龍居さんといえば、言わずと知れた「白い影」「砂の器」の脚本家。
Smapでの中居くんに直江先生を見た、という方で、今も中居くんに夢中なのだそうだ。

中居くんに直接会ったのは、白い影の衣装合わせの時だったそうだが、私服から黒いスーツに着替えた中居くんに思わず「かっこいい〜〜」と言ってしまい、プロデューサーに「当たり前でしょ、SMAPですから」と言われたそうな…。

そりゃそうだよなぁ、私服の(ってどんなのか知らないけど・笑)、たぶん可愛い?中居くんが、あの直江先生に変身しちゃうんだから…。

木村くん大好きの太田さんと、木村VS中居、みたいなトークをする、っていうので楽しみにしてたけど、それはほとんどなかったなぁ。
田中さんがせっかく龍居さんに「中居くんの魅力はどんなところですか」って聞いたのに、太田さんの「目がいいよね〜」で終わっちゃって、すっごく残念だった…。

あら〜、もう1時過ぎちゃった。寝なくちゃ…。

スマスマ。
M、じゃなかったGの悲劇。
「白い影」や「砂の器」では絶対ありえないパロディーだなぁ。

歌のコーナーは楽しかった。みんな笑顔で(久々に…)。
中居くんの歌う「君は君だよ」は本当にいい。
難しいaikoさんの歌も上手に歌えてた。なによりも、綺麗だったし〜〜、満足♪

雨のカナル

2005年3月7日 TV
昨日の黒バラ、初めてメールに挑戦する中居くんが、可笑しいやら、可愛いやら…。

実をいうと、私も携帯のメール機能を使ったことがない。
機種そのものは2年ほど前に変えたものだけど、メールの契約をしてないから。
あんまり、必要性を感じてないんだな。まぁ、携帯そのものもあんまり使ってないし。
毎月の使用料が全額で1500円ぐらいなんだから。

だから、メールの利点を教えようとする3人(その利点もなんだかな、という感じだったが)にいちいち反論する中居くんに、「そうだ!そうだ!」と同意してしまった(笑)。

「機種変更しようかな」と言ってたけど、そんなことおっしゃらずに、ず〜っと、Pを使っていていただきたい。
古いものをいつまでも大切にする、あなたのそういうところがすごく素敵です。

それにしても、とふと。
最近の黒バラ。こんなに中居ファンを喜ばせることばっかしやってていいのか?といらぬ心配をしてしまう。
仰天もしかり。どうしちゃったんだ、日テレ!!

(実はこの後、もっと書いたのに、まちがったキーを押して、全部消えちゃったのだ〜。
怖いので、一旦ここで送信しておこう…。)

さて、昨日はゆりのき橋に行くことができたが、去年からやっと「白い影」のロケ地めぐりを何回かしている。
忘れないうちに、自分の覚書きとして書いておこう。

初めて訪れたロケ地はカナル・カフェだ。
(「砂の器」も含めて初めてだった)

たぶん、秋ごろの日曜日だったと思う。しかも雨。
雨、という予報を聞いて、よし、今日だ!って思ったんだ。
雨だから行きたい、って思うところ、あんまりないよね。

私の住んでるところからの経路でいえば、地下鉄の方が近くて便利なんだけど、電車からのカナルが見たくて、遠回りしてJRで行った。

市ヶ谷の駅を過ぎると、もう胸がドキドキして、初恋の人にでも会いに行くような気持ちだった。
そして、お堀の上に浮かんでいるようなカナルが見えた。

飯田橋駅からは、もう、すぐそこ。
ひとりで入るのは少し気が引けたが、ええいっ、っという感じで。

入るとすぐ右手にボート乗り場があって、直江先生が小橋先生に電話をかけていたとこだ、ってすぐわかる。(公衆電話はなかったけど)

2人が入ってきたシーンで、頭上に映っていた「CANAL CAFE」のプレートもそのままで。

ランチタイムだったが、まだ早かったので、窓側の端の席に座ることができた。
雨のため、テラス席は開放されてなかった(ドラマとは違うんだね)けれど、先生と倫子の座っていたあたりをちょうど眺められる位置で、向こう側をすれ違っていく電車もちゃんと見える。

ランチを食べながら、1時間以上ず〜〜っと先生のことを考えていた。

少しずつ増えてきたお客さんたちは、家族連れやグループといった感じで、ひとりでそんなふうに感傷にふけっていても、全然大丈夫。
初めて行った場所なのに、とっても落ち着いて過ごせた。
(まぁ、もし周りが、カップルばかりだったら、ちょ〜っといたたまれなかったかもしれないが・笑)

あ〜、書きながら、また行きたくなってきた。

偲ぶ会

2005年3月6日 TV
直江先生を偲ぶ会に参加してきた。

本日の参加者は11名。11時、東京駅に集合。
昼食場所はすぐ近くで、まだ時間が早いので、さっそくロケ地へ。

そこは6話で直江先生が七瀬先生を見送った、東京駅のバスターミナル。
…のつもりなのだが、あの時も工事中のようだったが、今も新しいビル?が建設中のようで、今ひとつ自信が持てない。

まあ、この辺だと思う…ということで(笑)。
まったく、何のために昨日予習したんだ、って感じ。
ビルの形とか、一応見といたんだけどなぁ。
人間の記憶なんてあてにならない(いや、自分の記憶力が悪いだけか)。

東京駅近くの和食屋さんで、昼食をとりながら、ひとしきり中居話で盛り上がり、1時ごろ店を出る。

天気予報で、雪がチラつくなどと言っていたので、心配していたが、薄日も差しているような感じで、ホッとする。

それでも気温は低く、寒い。
「白い影」の撮影も寒かっただろうね、という話から、こんなツボ話。

5話、直江先生が屋上で倫子と話した後、ドアを開けたところに三樹子がいる、というシーンで、直江先生のシャツの袖から、白いシャツが見えるんだって。
よっぽど寒かったんだよね〜、と爆笑。

(帰宅後、確認したら確かに1センチぐらいは出てた。ベンチに座っているところでも映ってた…)

SPの北海大学のキャンパスを歩いている場面も、すっごく着膨れしてる、ってどっかのサイトで読んだし…(笑)。

いや、こんなツッコミも、直江先生への愛情あればこそ。

日本橋の駅まで歩く途中のガード?が、七瀬先生を見送った後、先生が歩いていたところじゃないか、とまた不確かではあるが、きっとそうに違いないと、みんなでうなづく。

次の目的地は、ゆりのき橋だ。

日本橋から、京成八広駅へ。駅から15分ほど歩く。
あんまり人通りもなく、もしひとりで、初めてだったら、心細くなって引き返すかも、と思うような道。
(バスも通る、広い道なんだけどね。住所は東墨田っていうところ。)

ゆりのき橋は、思ったより幅員も広く、大きな橋だった。

川面には、かもめ?がたくさんいて、川岸の杭にとまっている。
あ〜、まさにあの風景…。

あのあたりがタンポポの咲いていた場所だね(スタッフが植えまくったという)などと、言いながら、しばらくあのシーンに思いを馳せる。

できれば、できれば、あの時のように、暖かい日が差してくれると最高だったんだけど。

すぐ近くのバス停から上野へ向かう途中に、「中居堀」というバス停があり、またもや大いに盛り上がる。

最後に、上野のカラオケルームで、SMAPの曲をBGMにしつつ、話をし、私は1時間ほどで先に帰宅した。

今回会った人たちとは、1月に続いて2回目だ。
前回は、初対面で、なかなか自分から話をすることが難しかった。(ファン歴が浅いということもあるかな…)

でも、その後に3人という少人数で会う機会を持ってくださったので、そのおかげで、すっごく打ち解けることができた。

なによりも、直江先生のことに関しては、説明なんかしなくても、みんなが分かり合えるっていうところが、とっても嬉しい。

PCを始めて、チャットに参加したこともあるけど、やっぱり直接話ができるのって、いいな、って思う。

別のサイトさんでの4月のオフ会も、こんな風に「砂の器」の話ができると思うと、ますます楽しみだ。

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